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カンボジアは日中は３０度以上になりますが、朝夕は結構涼しいです。蒸し暑いので、汗拭き用のタオルは必須です。熱中症対策もお願いします。また、宿泊するところはゲストハウスなので、ご自身の洗面道具やシャンプー等を持参してください。 　それから、カンボジアのトイレは基本的にトイレットペーパーがありません。新しい施設や観光客が多いところは洋式ですが、和式のようなトイレも結構あります。桶から汲んで洗うという形になっています。携帯に便利な水に流せるティッシュや、たくさん使う人はトイレットペーパーの芯を抜いて１ロール持ってくるのもOKです。洋式になっていても甕から水を汲んで流すという方式もあります。 　また、日よけ対策も念入りにお願いします。 帽子やサングラスもあったほうがいいと思います。 　よく観光本に書いてあるような内容ですが、コンセントの差込口が違う場合(コンポントムのホテルは大丈夫です)や、電圧が日本と違いますのでご注意ください。汚れなどが気になる方はウェットティシュなども。レストランなどで出てきたコップの縁や濡れた器、スプーンなどを紙ナプキンで拭いたりするのはカンボジアでは失礼には当たりません。カンボジアの人もやります。　 　また、飛行機の中は乾燥し、冷房もすごく効いている場合もありますので、マスクや上着もあったほうがよいかと思います。 　他には、今、カンボジアは雨季です。突然のスコールなどもありますので、雨具があると便利です。アンコールワット早朝観光のためには、足元を照らす懐中電灯もあったほうがいいかもしれませんね、スマホでも大丈夫ですが。 　意外と役にたつのが、濡れても平気な履物をひとつ、余分に。ビーチサンダルで大丈夫です。

　カンボジアではプノンペンやシェムリアップ周辺にはあまりマラリア蚊はいないんだそうですが、一般的な蚊はいますし、デング熱もあります。しかも結構刺されると大きく腫れます。虫よけ対策は万全に準備されることをお勧めします。あと、蟻も結構噛みますので、基本的には直接肌を出さない服装をしているのが一番です。また、夜は意外に涼しいです。蚊取り線香やワンプッシュのリキッドタイプのものなども使っています。

カンボジアでは氷屋さんから仕入れたものをクーラーボックスで保管しています（真ん中が穴の開いている細長い氷が一般的）が、これで今までお腹を壊した経験はありません。怖いと思ったら汗をかいたとしてもお茶なども熱いものをオーダーしましょう。暑いからといってあまり冷たいものばかりゴクゴク飲んでいるとそれでお腹を冷やすことがありますので、ご注意ください。

カンボジアの通貨は「リエル」ですが、実はアメリカドルがかなり普通に生活の中で使えます。なので、ドルだけ両替をしてくださったら大丈夫です。１ドル＝４０００リエルになります。例えば、５０００リエルの買い物の時は１ドルと１０００リエルという払い方をしてもOKですし、５０００リエルを払ってもOKです。２ドル出せば３０００リエルのお釣りが返ってきます。 　1万円もあれば不自由ないと思いますが、100ドルや50ドル札などはお釣りが出せないので受け取ってもらえないところが多いです。なるべく細かいドル札（1、5、10ドル札）で持ってこられることをお勧めします。

　食あたりや風邪薬、胃薬など、自分のお気に入りのものがあれば持参することをお勧めします。日中、暑くて汗をかいて、夜に窓を開け放して涼しい風に当たって風邪をひくこともあります。あとは虫刺され用の薬、虫よけスプレーも必須です。

　私たちが経験している限りでは、ここではあまり危ないと思ったことがありません。真っ暗になる夜には、出歩かないので…。ベトナムやタイに比べて事件・事故が少ないと思います。ただし、盗難事故はあり得ます。特に気をつけたいのがお金と携帯電話です。用心していつも貴重品は肌身離さず持つようにしてください。 　あまり金目のものを多く持ってこない、肌身離さず持ち歩くようにするなど、自分なりの管理をお願いします。きれいで何か高そうなものが入っていそうだと目をつけられたら盗まれることもあるかもしれませんから…。盗ませるような不用心が罪を作ります。